バッテリー・自動車企業の関係が発展

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世界5位の電気自動車バッテリー企業の韓国SKイノベーションと、世界7位の自動車企業の米フォードがバッテリー合弁会社「ブルーオーバルエスケイ(BlueOvalSK)」を設立することにした。ブルーオーバルエスケイはバッテリーセル製造を越えてモジュール段階まで生産する計画だ。SK-フォードより2年先に提携したLGエナジーソリューション-ゼネラルモーターズ(GM)の合弁会社アルティウムセルズはセルまでを製造する。

電気自動車バッテリー-自動車企業間の協力関係が強まり、単純な協力でなく「同盟」レベルの関係に発展している。ブルーオーバルエスケイは今後、フォードのバッテリー内在化戦略で重要な役割をするとみられる。19日、フォードはSKイノベーションのバッテリーが搭載されるピックアップトラック電気自動車F-150ライトニング公開行事で「ミシガンに設立するイオンパークグローバルバッテリーセンターを通じてバッテリーセルと関連製品を垂直的に集積化する」と明らかにした。垂直集積化は最近フォルクスワーゲンが明らかにしたバッテリー内在化戦略の一つ。ソジョン大のパク・チョルワン自動車学科教授は「従来のバッテリー-自動車間の協力がサプライチェーンを基盤とした緩い形態だったなら、今後は有機的な同盟になるだろう」と述べた。SKイノベーションのバッテリーサプライチェーンを基盤とした素材企業の米国投資も続くとみられる。バッテリーの核心素材の陽極材はエコプロ、エルアンドエフ、陰極材はポスコケミカル、電解液は東亜エレクトロライト、分離膜は子会社SKIETなどから供給される。

新車開発プロジェクト別にバッテリー-自動車企業の協力関係が分化するという見方も出ている。草創期には日本のパナソニックからバッテリーを受けた米国テスラがモデル3・Yに車種を拡大し、韓国のLG化学(現LGエナジーソリューション)と中国のCATLにサプライチェーンを拡大したのが代表的な例だ。KAIST(韓国科学技術院)機械工学科のペ・チュンシク教授は「自動車企業の立場ではバッテリー協力会社を1つだけ持つのはリスクがあり、モデル別、プロジェクト別の合弁が続く」とし「全固体電池など次世代バッテリーの開発も1カ所に集中するより複数の会社と提携しようとするはず」と予想した。

世界のバッテリー-自動車の協力関係は米国・中国・欧州の三分の計で形成されている。米国はLGエナジーソリューション・SKイノベーションがそれぞれGM・フォードと合弁会社を設立して優位に立った。中国市場はCATL・BYDなど自国バッテリー企業が圧倒的なシェアを占める。ドイツを中心に欧州は角逐場だ。フォルクスワーゲンがジョイントベンチャーのノースボルトを通じて内在化を宣言したが、現在はLGエナジーソリューションなどからバッテリーを受けている。また、メルセデスベンツ・BMW・アウディなど高級ブランドは韓国のバッテリー3社とCATLが競争している。

韓国電子技術研究院のユ・ジサン次世代電池研究センター長は「米国市場は確実に韓国がリードしている」とし「フォルクスワーゲンもジョイントベンチャーを設立したとはいえ1カ所だけの物量を使用しないため、ステランティス(FCA・PSA合弁会社)などに集中する必要がある」と話した。

成均館大のキム・ヨンジュン化学工学科教授は「韓国バッテリーは素材技術や製造能力、品質管理の側面で競争力が確実」とし「内需市場が小さく輸出に依存するので持続的な競争力確保が求められる」と強調した。

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