周庭氏、あす出所へ 香港メディア報道
6/11(金)
実刑判決を受けて服役している香港の民主活動家、周庭氏が12日、出所すると現地メディアが報じました。
周庭氏は去年12月、デモ隊をあおった罪などで、禁錮10か月の実刑判決を受け服役していますが、複数の香港メディアは11日、情報筋の話として、周氏が12日、刑期満了で出所すると伝えています。
今後、起訴の可能性も
周氏は今年2月、代理人を通じて自身のSNSに「刑務所での生活は心身ともにつらいので、6月に刑務所を出たら少し身体を休ませたいと思っています」などと日本語で投稿していました。
周氏は、去年8月に香港国家安全維持法に違反した容疑でも逮捕されていて、今後、起訴される可能性があります。
周氏の罪状は国家安全前法違反で最高刑は終身刑(1/29)
黄之鋒氏の罪状は公安条例違反でしたが、周庭氏の罪状は国安法違反で最高刑は終身刑。今後中共が国安法に基づき、国家転覆罪で追訴する可能性もある。
「国安法違反容疑で逮捕した「民主の女神」こと周庭(アグネス・チョウ)氏(23)を11日夜に保釈しました。「国安法は政治的弾圧に利用」「最も怖かった」と感想。公平な審理が行われるのか疑問です。国安法の最高刑は終身刑です」(夕刊フジ8/12)