国連安保理が緊急会合を開いたようだ。安保理は既にタリバン政権の復活を支持しないとの報道声明を出していることから、今回の会合ではその認識を改めて共有することになるだろう。つまり中国がタリバン新政権を承認しないことになる。
国連安保理が緊急協議へ アフガン情勢巡り
8/16(月) 7:32配信 毎日新聞
国連安全保障理事会は米東部時間16日午前(日本時間16日深夜)、緊急会合を開いてアフガニスタン情勢について協議する。グテレス事務総長も参加する。安保理は今月3日、タリバン政権の復活は支持しないとの報道声明を発表しており、今後の対応を話し合う。
グテレス氏は15日、報道官を通じて「タリバンやその他すべての当事者に最大限の自制を求める」との声明を発表。タリバンがかつて女性の権利を制限する圧政を敷いていた状況を念頭に、「苦労して権利を獲得してきた女性と少女の将来を特に懸念している」と訴えた。グテレス氏は13日、アフガン各地で支配地域を広げるタリバンに対し、攻撃停止と対話による政治的解決を求めていた。【ニューヨーク】
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中国は無難に共同声明でとどめるか
国連安保理って、中国も参加しますよね?どうするんですか?
非常に気になるよな。中国は未だに何の見解も出していないし、国連安保理での共同声明にとどまるかもね。あとパキスタンも静観のようだ。
今回の制圧は中国ではなくパキスタンの方が大事だよ。さっきも出したこの記事だが、タリバンの後ろ盾はパキスタンの情報機関だ。
タリバン首都制圧で中国が新政権を承認すると何が起こるのか
08.15, 2021
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7月末にタリバン幹部と中国外相のWang Yiが天津で会談を実施したが、この時に何らかの軍事的支援が約束されたのではないかという憶測が流れている。だが実際にはタリバンはパキスタン諜報機関の軍統合情報部(ISI)が支援していることで有名だ。
パキスタンは表向きはタリバンやパキスタン・タリバン運動(TTP)との関与を否定しているものの、ISI諜報員の電話記録が武装勢力への支援の証拠になっているとアフガニスタン政府の元上級政策顧問のDavood Moradianは話す。Reutersによれば、Davoodはその情報を各国の情報機関にも提供したようだ。
パキスタンでは今年7月に中国人技術者を狙った爆発事故が起きており、TTPが犯行声明を出している。情報筋によれば、パキスタンの外相がアフガンとインドの情報機関も犯行に加担したと話しているという。タリバンとの関係性を探られたくない意図が見え隠れする。
新しい政権って、まだ認められてないですよね?
大統領が国外脱出したから時間の問題だね。世界のどこが真っ先にその政権を承認するかだが、明らかに中国ではないと思う。パキスタンでさえないだろう。
国連安保理が機能不全だと改めて証明される
そもそも国連安保理自体が機能してないよな。冷戦期に使いものにならなかったからG7が生まれたわけで。
国際連合安全保障理事会が、タリバン進行によるアフガニスタン首都占拠等ついて、日本時間8/16 11:00PMから緊急会合へ
— NY stock (@NYstockinfo) August 15, 2021
安保理では、欧米勢がタリバンへの制裁拡大の意向も。一方、タリバンを国家として承認し取込みたい中国の思惑もあり、全会一致の合意をできるかが焦点。https://t.co/4sTVtdJarF
アフガニスタンの第二都市もタリバンにより陥落。
— スクード (@scudo_twitwi) August 13, 2021
一気に勢いづいているのは、中国が後押ししているからか?
テロリスト タリバンを中国が後押ししているならテロ支援国家として、さらに制裁を強化する口実ができるな。
人権や人命軽視、テロ支援による戦火の拡大…https://t.co/G84pGwVQth
ホントに中国が支援したなら、許せないですよね・・・。
直接支援してるのはパキスタンだが、そのパキスタンを経由して中国が支援してる可能性もなくはないからな。今日中に何らかの声明が出されるだろう。
中国の皆さん、テロはやめましょう!世界の敵になります!さようなら!