恒大は膨大な負債でどうでもいい物ばかりを購入していたようだ。今度は自社用のプライベートジェット機2機を57億円で売却したという。1機2億2,000万ドルで購入した機体も売却中だそうだから、ほとんど投げ売り状態と言える。いい世界の笑いものである。
子会社株やジェット機を売却 資金調達加速 中国恒大
11/5(金) 22:52配信 時事通信
【北京時事】中国紙・証券時報(電子版)は5日、経営危機に陥っている不動産開発大手・中国恒大集団が傘下のインターネットサービス会社・恒騰網絡集団の株式を売却し、7億1700万香港ドル(約105億円)を調達すると伝えた。
恒大は4日にも英電気自動車(EV)関連企業の売却が明らかになるなど、社債のデフォルト(債務不履行)回避に向け、資金調達を加速させている。
一方、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)も5日、恒大がプライベートジェット機2機を計5000万ドル(約57億円)以上で売却したと報じた。同社は保有する4機のうち2機を先月、米投資家に相次いで譲渡。数年前に2億2000万ドル以上で購入した1機も買い手を探しているという。
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完全に末期症状…世界中から笑われる事態に
黒井コメント欄では末期症状だと書かれていた。負債に見合う資産があればそもそも経営危機にはならず、資産を切り売りする時点で破綻へと一直線だ。特にまずいのがEV関連の子会社株の売却で、これからは不動産をやめて電気自動車で食っていく!(キリッ とぶちまけた直後の話なだけに完全にピエロ状態だ。
黒井先月のデフォルト危機は香港の自宅を抵当に入れて乗り切り、今月のデフォルト危機はプライベートジェット機を安値で投げ売り乗り切る。そうして北京五輪までは何とか持たせるのが中国政府の考えだろうが、それにしても見苦しい。五輪直前に不動産バブル崩壊と報道されること自体が異様だ。さっさと中止して楽になるべきだろう。