文大統領「コロナ病床確保で特段の措置…国立大学病院、重症患者診療集中投入」


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文在寅(ムン・ジェイン)大統領

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日、「新型コロナウイルス関連病床確保は全面的に政府の責任。特段の措置を通じ医療対応力を拡充したい」と明らかにした。文大統領はこの日参謀との会議で重症患者増加にともなう病床不足問題と関連し、「国立大学病院は医療能力をコロナ重症患者診療に集中的に投じよ」と指示した。これに伴い、ソウル大学、釜山(プサン)大学・慶北(キョンブク)大学、全南(チョンナム)大学など全国主要国立大学病院が新型コロナウイルス重症患者診療に出るものとみられる。これに先立ちソウル大学病院のキム・ヨンス院長は17日に中央日報とのインタビューで「新型コロナ重症患者病床を100床ほど増やす予定」と明らかにした。

文大統領はまた、「首都圏地域の公共病院のうち可能な場合は感染症専従病院に転換し、これに伴う診療支障と医療空白を最小化するため私立大学病院など民間病院は積極的に協力してほしい」と頼んだ。続けて「国立中央医療院のようにモジュール型重症病床拡充を積極的に推進し、公共部門の医療人材をコロナ患者診療に最大限投じてほしい。政府は病院に対し十分な財政的支援と損失補償をし、青瓦台(チョンワデ、大統領府)はタスクフォース構成を通じて病床問題を直接指揮し積極的な役割をすることを望む」と強調した。

この日午前0時基準で全国の重症患者専従病院稼動率は80.9%に達した。中央事故収拾本部の孫映莱(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は「病床が80%以上稼動し始めれば診療体系が厳しくなる。安定化するには80%以下に下がらなければならない」と話した。専門家らは「遅い感がある」としながらもひとまず歓迎する雰囲気だ。大韓重患者医学会のパク・ソンフン広報理事は「20日が過ぎたら隔離を解除する重患者を国公立病院に送れるようになれば病床に多少余裕ができるだろう」と話した。



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