韓国では未だに日本に防疫で負けたことが受け入れられず、深刻な感染状況でもなお日本を見下そうとする韓国人が後を絶たないという。その背景にあるのは絶望的なまでの劣等感だ。
それでも「日本はダメ」と唱え続ける韓国人 絶望的な劣等感が生む「K防疫信仰」
12/28(火) 5:59配信 デイリー新潮
コロナの感染拡大で死者が増え続ける韓国。それでも理屈をこねて「我が国の防疫の方が上」と日本を見下すのが韓国人だ。韓国観察者の鈴置高史氏はそこに絶望的な劣等感を嗅ぎ取る。
自然免疫が日本を救った
鈴置:韓国で、新手の日本蔑視論が登場しました。「日本はコロナの検査を十分にしなかった。そのため無症状の感染者が増え、結果的に自然に集団免疫が備わった」という主張です。
要は、韓国がコロナの感染拡大に苦しんでいる一方で、日本が感染者を大きく減らすことができたのは「けがの功名」に過ぎない、と言うのです。ハンギョレの「知らず知らずに集団免疫? 日本の『新型コロナ急減』ミステリー」(12月9日、日本語版)から引用します。筆者はキム・ソヨン東京特派員。
・日本は、新型コロナパンデミックが発生した初期、韓国のような徹底的遺伝子増幅(PCR)検査をしておらず、「自然免疫」を持つ人が増えた。こうした状況で8月にワクチン接種率が50%を超え、社会全体の耐性が強まったということだ。
「自然免疫説」はまったく根拠がありません。もし、そうならワクチン接種以前から日本では抗体を持つ人の比率が高いはずですが、そんなデータはどこにもありません。
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馬脚を現したK防疫
――ハンギョレはなぜ、こんないい加減なことを書くのでしょうか。
鈴置:文在寅政権に対し今、再び批判が高まっているからです。重症患者も病院に収容できず、医療崩壊が起きています。12月22日には1日109人と、初めて100人台の死者を出しました。この政権が自画自賛してきた「K防疫」の馬脚がくっきりと現れたのです。
保守系紙は「菅義偉首相(当時)は米政府にかけ合い、ファイザーのワクチンを確保して感染者急減に成功した。一方、文在寅大統領はワクチン獲得に完全に出遅れたため、効き目が長続きしないアストラゼネカを重症化しやすい高齢者に打ち、今の惨状を招いた」と政治責任を追及し始めました。
御用新聞と揶揄される左派系紙のハンギョレとすれば、保守の政権批判に反論せねばなりません。それには国民の目を「ワクチン」からそらすのが一番。そこで「日本は自然に免疫を得た」とのロジックを展開したと思われます。
筆者のキム・ソヨン特派員もさすがに無視はできなかったのでしょう、日韓で接種したワクチンの種類が異なることには触れています。しかし、結論部分では「韓日で10歳代の接種率に差があるといったワクチン説には限界がある」と決め付けたうえで「自然免疫説」を強調しました。
それに「自然免疫説」を打ち出せば「日本の検査数の少なさ」に焦点を当てられます。「検査をしっかりやった文在寅政権」を再び宣伝できるわけです。この記事の最後のくだりが以下です。
・この仮説(自然免疫説)が正しいならば、現在の韓国を危機に追い立てたのは、徹底したK-防疫のせいということにもなる。恐るべき「防疫の逆説」になるわけだ。
民度で日本に勝てない
――「徹底したK防疫」を信じる韓国人が未だにいるのでしょうか。
鈴置:かなりいると思います。さきほど指摘した通り、「徹底したK防疫」――韓国の検査体制は日本よりも優れている――というのは嘘なのですが、韓国人はそう信じ込んでいます。「日本よりも上の韓国」との言説は麻薬にも似て、韓国人は手放せないのです。
ちなみに、「輝かしいK防疫」の一端を担っていたドライブスルー方式の検査場。交通渋滞を起こすため実用には適さず、ソウルでは1カ所残っているだけです。感染拡大におびえる韓国人は零下の冬空の下、屋外で何時間も列に並んで検査を受けています。
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国民の自信を壊すな
――コロナによる死者が増え続けているというのに「K防疫」神話を維持できるものでしょうか。
鈴置:興味深いニュースがあります。青瓦台(大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官――首席スポークスマンですが、12月17日、ラジオ番組で「K防疫を否定することは国民の努力を否定することになる」との論理を使って、政府批判に応戦したのです。
朝鮮日報の「青瓦台『K防疫は国民と医療陣がしたこと…なぜ、執拗に失敗と言うのか』」(12月18日、韓国語版)から発言を引用します。
・K防疫というものは国民がしたものであり、医療陣がしたものだ。だとすると、成功すべきなのに、なぜ、執拗に失敗したと言うのか。(政府が防疫に失敗したとの主張は)国民の献身と医療陣の犠牲が失敗したという話になる。
――「国民がやったK防疫だから、成功すべきだ」という理屈が分かりません。
鈴置:「韓国人の自信」という補助線を引けば理解しやすい。先ほどから申し上げているように、韓国人は極めて自信に乏しい人たちでした。メディアも含め、指導層は国がいつ分解するかと恐れ、国民に何とか自信を付けさせようと苦労してきたのです。
青瓦台のスポークスマンは保守メディアに対し、今回のコロナ騒ぎの中、「K防疫」プロパガンダを通じ、国民に自信を持たせるのに成功した。というのに、せっかく涵養した自信を潰す気か――と詰め寄ったのです。
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ワトソン君鈴置さんの記事ですね!やっぱり、韓国の分析は1番だと思います。
黒井7ページにも渡る長い記事から面白い部分を引っ張ってきた。K防疫は日本に勝てると信じ込んだ韓国民向けのプロパガンダであり、それゆえに絶対に”失敗”とは書けない…それこそが韓国が万年敗戦国に甘んじる理由だと思うね。
ワトソン君失敗を認めないから、逆に負けてしまうんですね・・・。
黒井日系米国人の金持ち父さん著者もよく例に出すのが真珠湾攻撃だが、あの時米国は絶望的なまでの敗北を経験した。だがその敗北こそが戦勝への原動力となったのだ…という分析。韓国の場合この敗北自体を嫌がるから結局最後に必ず負けるわけ。
ワトソン君負ける事は、恐れなくていいと思います!日本だって、今年の夏は深刻でした。
黒井そうそう。だがあの時日本人は「韓国に負けた」とは思ってなかったし、数字上では負けたとしても収束させることが第一と考えた。結果的に今韓国は日本と比較にならないほどボロ負けしてるが、それは結果にすぎない。努力の方向性を間違えるなということ。
ワトソン君ネットユーザーの反応です!
・韓国ではなく、日本のマスメディアだと思います。いつもワイドショーは日本の文句ばかり言ってます
・衛生に対する意識が根本的に違うからだと思います
・日本は他の国に対して、自分達が上とか下という考えは基本的に持ちません
・自国をいい国だと思いたいのはそうですけど、他国を貶めないといけないのは残念です
・韓国人記者が唱える自然免疫説が事実なら、それはそれで成功例の1つだと思います
黒井日本を叩けば相対的に自国の価値が上がると思い込んでることこそ、劣等感の何よりの表われと言えるよな。自称先進国としてG8構想を吹聴したりTPPに入りたいとほざき始めたり。エネルギーを使う場所を根本的に間違えてるから常に負けるんだ。
ワトソン君韓国のやる事の逆をやれば、ホントに成功できる気がします!
ワトソン君韓国の皆さん、愛国心を発揮するのはやめましょう!現実に目を向けて下さい!
黒井まさにそれ。韓国を反面教師とした勝利学を体系立てられると思う。日本は関係ない!併合おめでとう!韓国さようなら!