母親「数日前もけがをして帰宅」…意識もうろうで搬送された中３男子、死因は急性硬膜下血腫

埼玉県警察本部

　埼玉県白岡市で、自宅で意識不明の状態で見つかった中学３年の男子生徒（１５）が搬送先の病院で死亡し、県警は１９日、遺体にあざや外傷があることなどから、傷害致死の疑いがあるとみて捜査を始めた。

　県警の発表によると、１５日午前４時５０分頃、母親（３８）が自宅の１階リビングに倒れていた男子生徒を見つけ、「息子が意識もうろうとしている」と１１９番。病院に搬送されたが、１８日午後に死亡した。司法解剖の結果、死因は急性硬膜下血腫だった。

　県警幹部によると、母親は「（息子が）数日前も、けがをして帰宅した」などと救急隊員に説明していたという。