「数年前に女性埋めた」と女が自首、供述通り遺体発見…被害者は暴行受けていたと話す

死体遺棄の供述場所の捜索に訪れた栃木県警の捜査員（２０日午後３時３５分、宮城県白石市で）

　栃木県内の２０歳代の女が県警に「数年前、宮城県白石市に知人女性の遺体を埋めた」として自首し、供述通りの場所から遺体が見つかったことが２４日、捜査関係者への取材で分かった。県警は死体遺棄容疑で、女から任意で事情を聞いている。女の知人で、共犯とみられる男について同容疑で逮捕状を取っており、同日中にも逮捕する方針。

　捜査関係者によると、女は今月中旬、県内の警察署に、知人女性の遺体を捨てたと自首してきた。供述に基づき、県警が東北道白石インターチェンジ近くを捜索し、遺体を発見した。女は、知人女性が暴行を受けていたという趣旨の話もしており、県警は知人女性が死亡した経緯についても調べる。