「助手席のインコに気を取られて」3歳児など2人死亡事故 運転手の女がカゴに指を入れた瞬間に“悲劇”は起きた

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「助手席のインコに気を取られて」3歳児など2人死亡事故 運転手の女がカゴに指を入れた瞬間に“悲劇”は起きた

FNNプライムオンライン

【画像】インコの入ったケージに指を入れた瞬間、悲劇が起こった(画像6枚)

車は、自宅近くの県道にさしかかっていた。川崎市宮前区の住宅街。どこにでもある片側一車線の県道だ。ゆるやかなカーブになっているものの、見通しは良い。舟渡容疑者は、ふと助手席のインコに目をやり、心配そうにカゴの隙間に指を入れてみた。

と、その時、車が反対車線にはみ出し、その先を走っていた2台の自転車を次々とはねた。あっという間の出来事だった。1台の自転車には39歳の女性が、もう1台には29歳の母親と3歳の息子が乗っていた。

現場には、金属が擦れる激しい音。はねられた3人には、おびただしい出血が見られたそうだ。3人は、すぐに病院に運ばれたが、39歳の女性が死亡。29歳の母親は足の骨を折る骨折だったが、3歳の息子は命を落とした。

舟渡容疑者は、その場で現行犯逮捕された。女性警察官に伴われ、現場検証に立ち会う様子は、表情を失っているように見える。その後の調べで、現場に急加速をしたような跡はなかったことが分かった。

アクセルとブレーキを踏み間違えた訳ではなく、パニックになり、ブレーキを踏むのが遅れたのだろう。舟渡容疑者は、26日朝、過失運転致死傷の疑いで送検された。調べに対して「インコを気にしていたら、反対車線にはみ出した。気がついたら人をはねていた」と供述している。

今回のような「脇見運転」による死亡事故は後を絶たない。「カーナビを操作していて」「ダッシュボードから落ちたモノを拾おうとして」などなど。かつては、車内で聞くテープ・CDを入れ替えようとして事故が起きたこともあった。

2020年のデータによると、75歳未満のドライバーが起こした死亡事故のおよそ2割が、脇見運転などが原因だった。ハンドルを握る誰にでも、ふとした瞬間に、悲劇を起こしてしまう可能性があるのだ。

社会部

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