韓国で株価暴落が止まらなくなっている。KOSPIは昨日が大底かと思いきや、さらに下を目指す展開でとうとう2,700割れが視野に入り始めた。ほとんど買い戻す動きもなく、個人投資家にも勢いはない。
2720まで押されたKOSPI…「対外悪材料追加されたらお手上げ」
1/26(水) 6:57配信 中央日報日本語版
恐怖が市場を襲っている。米国の緊縮加速化と、ロシアとウクライナ情勢によるインフレ(物価上昇)への懸念から株価が落ち込んだ。韓国総合株価指数(KOSPI)は一時2700ポイントも脅かし、KOSDAQは結局900ポイントを割り込み前日に続き再び「黒い火曜日」を迎えた。前日のニューヨーク指数は急落傾向を継続したが上昇で取引を終えるなどジェットコースターに乗った。
25日のKOSPIの終値は前日より2.56%下落の2720.39となった。終値基準で昨年12月8日の2700.93以来の安値水準だ。1日の下げ幅も昨年2月26日の2.8%から11カ月ぶりの下落率を記録した。前日13カ月ぶりに2800ポイントを割り込んだKOSPIは1日で2750ポイントも崩れ、取引時間中には一時2703.99まで押された。
この日の下落は外国人投資家と機関投資家が主導した。個人投資家が5860億ウォンを買い越したが、外国人投資家の4623億ウォン、機関投資家の1715億ウォンの売り攻勢を吸収するには力不足だった。KOSDAQも前日より2.84%下落し889.44で取引を終えた。KOSDAQが900ポイントを割り込んだのは昨年3月10日の890.07から10カ月ぶりだ。
KOSPI時価総額上位100銘柄のうち、メリッツ火災が1.37%上昇しSKテレコムが前日と同じだったのを除き、98銘柄が下落した。時価総額10位銘柄ではサムスンSDIが5.87%、LG化学が4.17%、サムスンバイオロジックスが3.82%、起亜が3.16%と3%以上の落ち込みを見せた。KOSDAQ時価総額上位100銘柄では84銘柄が下落した。
市場の自由落下に投資家の恐怖は大きくなっている。この日「恐怖指数」と呼ばれるKOSPI200変動性指数(VKOSPI)は前日より22.25%上がった26.26を記録した。3営業日前には17.99だったこの数値はこの日までで45%以上の急騰となり、昨年3月11日の26.45以降で最も高くなった。
恐怖に襲われたのは韓国の証券市場だけではない。前日のニューヨーク証券市場はめまいがしそうな1日を送った。24日のナスダックは一時4.9%急落し、安値買いが集まり最終的に0.63%の上昇で引けた。
世界の証券市場が恐怖に青ざめた理由はウクライナをめぐる米国とロシアの地政学的衝突への懸念とともに、緊縮に対する不安感のためだ。25~26日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)で緊縮のアクセルを踏むシグナルが出るか神経を尖らせている。
未来アセット証券のキム・ソクファン研究員は「急落したニューヨーク証券市場が大引けで小幅上昇した点を見ればまだ(緊縮の速度を速めないだろうという)FOMCへの期待感が生きている様子。対外悪材料が追加で出るならば手が付けられなくなる可能性がある」と分析した。
学びがある! 18
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新しい視点! 22
韓国特有の問題をパッパラ日報は無視している
黒井愛国日報は株価暴落の理由すべてを外的な部分に求めているが、韓国自身に問題があるとも考えた方がいい。ロシアのウクライナ侵攻やサプライチェーンの混乱、米国FRBの利上げは世界共通の問題だ。韓国はそれに加えオミクロン爆発や米国とのスワップ消滅という固有の問題を抱えている。暴落しないはずがない。
黒井愛国日報は普段は日本を見下すような三文記事を書いては愛国心を発揮しているが、困り始めると急にスワップスワップとさえずり始める。ネットユーザーも既に警戒をしているが、日本はおろか米国にも安全弁を外された以上復活は万に一つもありえないと言える。韓国初の国家破綻が目の前に迫りつつあるのだ。