![20人が下痢や嘔吐…旅館の宿泊客に食中毒症状 うち4人と従業員3人に『ノロウイルス』厨房を営業禁止処分 20人が下痢や嘔吐…旅館の宿泊客に食中毒症状 うち4人と従業員3人に『ノロウイルス』厨房を営業禁止処分](https://jp24h.com/wp-content/uploads/2022/01/20220129-00000011-tokaiv-000-4-view.jpg)
岐阜県庁
岐阜県高山市の旅館で宿泊した20人が食中毒の症状を訴え、県は旅館の厨房を営業禁止処分としました。
食中毒が発生したのは高山市奥飛騨温泉郷平湯の旅館「岡田旅館・本館」で、1月25日午前8時半ごろ、旅館に宿泊した客から「旅館を利用したところ発熱、下痢、嘔吐などの症状が出た」などと保健所に連絡がありました。
保健所によりますと、1月21日から23日にかけてこの旅館に宿泊し、食事をした20人が下痢や嘔吐など食中毒の症状を訴え、そのうち4人からノロウイルスが検出されたということです。
当日、調理や配膳を行った従業員3人からもノロウイルスが検出されていて、保健所は食事を作った際などにウイルスが付着した可能性が高いとしています。
入院した人はおらず、全員快方に向かっているということです。
県は調理が行われた厨房を29日付で営業禁止処分とし、原因を調べるとともに、ほかの宿泊客42人の調査を進めています。