
FNNプライムオンライン
3年前、当時7歳の次男を殺害した疑いで42歳の母親・上田綾乃容疑者が逮捕された事件。
【画像】亡くなった次男は2回、児相に保護されていた
自称看護助手の上田容疑者は2019年、神奈川県大和市の自宅で当時小学1年の次男・雄大くんの口や鼻をふさぎ殺害した疑いで2月21日に送検された。
近隣住民:
上田容疑者は子どもが亡くなっても涙を流さない。救急車に乗ってもシレ―っとしてて
児相が2回保護も裁判所判断で自宅に
この親子への対応をめぐり21日、神奈川県と児童相談所が会見を行った。その説明などから上田容疑者の他の子ども3人が幼児の時に死亡し、雄大くんが2回、児童相談所に保護されていたことが明らかになった。
1回目は2012年11月、生後5カ月で心肺停止となったことがきっかけだった。保護された雄大くんは約2年半後の2015年3月に帰宅。しかし、2017年4月に雄大くんの弟が1歳5カ月で死亡したことを受け、再び保護されたという。
2回目に保護された当時、雄大くんは次のように話していたという。
大和綾瀬地域児童相談所 高須正幸所長:
「母親に投げ飛ばされて口から血が出たことがあった」という発言がありました
母親に投げ飛ばされ、口から出血。こうした訴えを踏まえ、児童相談所は雄大くんを自宅に戻すべきではないと申し立てした。しかし、横浜家庭裁判所はこれを認めず雄大くんは自宅に戻った。
雄大くんの殺害について上田容疑者は「なにもしていないです」と容疑を否認している。
(イット!2月21日放送分より)
イット!