
岐阜県警察本部
勾留中の女性にわいせつな行為をしたとして特別公務員暴行陵虐の疑いで逮捕された岐阜県警大垣署留置管理課の巡査長、杉山泰弘容疑者(31)について、岐阜地検は25日、同罪で岐阜地裁に起訴した。
起訴状では、杉山容疑者は昨年12月23日~今年1月4日、同署留置施設の居室内で、勾留中の30歳代女性に複数回、わいせつな行為をしたとされる。
岐阜県警は25日、杉山容疑者を懲戒免職とし、居室の鍵の管理を怠ったとして当時の同課課長の50歳代警部を減給100分の10(6か月)の懲戒処分にした。署長ら同署の警察官13人を本部長訓戒などとした。
篠崎真佐子警務部長は「警察の留置管理業務の信頼を著しく失墜させる事案であり、厳正に処分した。心からおわび申し上げる」としている。