京都府庁
京都府は10日、新型コロナウイルスに感染した府内の未就学児が死亡したと発表した。基礎疾患はなく、死因は不明という。コロナに感染した未就学児の死亡は、川崎市が今月4日に発表した男児に次いで2例目とみられる。
府によると、未就学児は2月下旬に38・8度の発熱があり、検査で陽性が判明。その後熱が下がり、自宅で療養していたが、呼吸時に「ゼーゼー」と音がする症状が見られたため、医療機関を受診。薬の処方でいったん症状が治まったものの、容体が変わり、同月下旬に医療機関で死亡が確認された。
自宅療養中、府の保健所は電話で未就学児の健康観察を続けていたという。