ロシアのウクライナへの軍事侵攻に反対するデモ集会の参加者は、強い春風に飛ばされそうになる横断幕を必死に握り持っておさえた(撮影・寺沢卓)
雨風に見舞われた26日、都内各所ではロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する反対デモや集会が行われた。
【写真】プーチンとヒットラーを合わせた造語で「プトラーを止めろ」と書いた自作看板を掲げ、ロシア大使館前で抗議活動をするロシア人男性
ウクライナのゼレンスキー大統領(44)は国会でのリモート演説の翌日の24日には「ロシアの侵攻から1カ月経ちました。今日からも、そして今日以降も反戦のために立ち上がってください」と、世界に向けてデモや集会の実施を呼びかけていた。ゼレンスキー氏の発言に呼応するかのように、都内では日比谷公園、銀座、三鷹市、板橋区、そして天候が崩れ始めた夜の新宿アルタ前には人々が集まって、「プーチンはウクライナから手を引けぇ~」「戦争、やめろー」と、停戦と平和を呼びかける声が街に響き渡っていた。