仙台市役所
仙台市は5日、有毒植物「バイケイソウ」を食べた太白区の60歳代男性が食中毒になったと発表した。男性は市内の病院に入院したが、快方に向かっているという。バイケイソウによる食中毒は県内で今年初めて。
発表によると、男性は山菜の「ウルイ」として友人から譲り受け、3日午後3時半~4時頃にゆでて食べた。約1時間後に嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴え、市内の医療機関に救急搬送された。
市生活衛生課は「山菜シーズンを迎え、食用と確実に判断できない山菜は採ったり、人にあげたりしないでほしい」と呼びかけている。