「僕はお金と権力がある」「バフェットの下で働いていた」“愛人契約”女性が詐欺被害 容疑者の「だまし文句」と2つのミス


「僕はお金と権力がある」「バフェットの下で働いていた」“愛人契約”女性が詐欺被害 容疑者の「だまし文句」と2つのミス

FNNプライムオンライン

【画像】”愛人契約””女性が詐欺被害。驚きのだまし文句とは・・・。事件を画像で振り返る(計11枚)

愛人を募集していた「木村裕二」

2人は4日前に知り合ったばかりだった。早川容疑者が、出会い系サイトで「愛人」を募集していたところに、被害者の女性が接触。その後、LINEで直接やり取りをした末に、この日、直接会うことになったという。

「木村裕二」という偽名を使っていた早川容疑者。ブランド物ではないが、小ぎれいなスーツを身につけ、ホテルのラウンジに現れたという。そして、初対面の女性に対して、「過去の愛人には月50万円のお小遣いとクレジットカードを渡していた」などと告げたそうだ。

「バフェットの下で働いていた」「僕はお金と権力がある」

さらには「僕はお金と権力がある」と強調し、女性を信用させていったとのこと。結局、早川容疑者と”愛人契約”を結ぶことを決めた被害者の女性。4日後のクリスマスイブには、新宿区の別の老舗高級ホテルで、早川容疑者と再会したという。

このホテルの部屋が、”詐欺”の現場になった。早川容疑者は、女性に対して、愛人の”お手当”として、月50万円を渡すことを持ちかけた。そして、女性のクレジットカードの請求先の口座を変えると提案してきたという。

「カード会社と繋がりがある」 暗証番号も聞き出す

ところが早川容疑者は、「カード会社の偉い人と繋がりがあるから」と言って信用させたそうだ。最終的に、その場で、クレジットカード2枚を渡してしまった女性。早川容疑者は、「請求先を変えるには暗証番号が必要だ」などのだまし文句で、住所などの個人情報を聞き出すことに成功したという。

この日、早川容疑者は、女性に、食事代・タクシー代として現金4万円を渡した上、シャネルの香水をプレゼント。2日後の26日には、女性の自宅の郵便受けに、クレジットカード2枚が返却されていた。このカードは、わざわざ高級百貨店の紙袋に入れられていたそうだ。



Source link