“船首の亀裂”が2カ月前に撮影されていた。行方不明になった「知床遊覧船」の観光船


“船首の亀裂”が2カ月前に撮影されていた。行方不明になった「知床遊覧船」の観光船

「しろまる最北日記」さんが2月にウトロ漁港で撮影した「KAZU I」の写真より

【拡大写真はこちら】船首に描かれたロゴの右側に、亀裂のようなものが確認できる

「船首が浸水し、沈みかかっている」と乗組員から通報

この船には乗員乗客を合わせて26人が乗っており、海上保安庁などの捜索の結果、24日夕方までに計10人が救助された。第1管区海上保安本部は10人全員の死亡を確認した。

2月に撮影された写真には「船首の亀裂」が写っていた

稚内市在住の「しろまる最北日記」(@Asuka_Shiromaru)さんは、2月に観光で斜里町を訪れた際に、流氷を避けるためにウトロ漁港に陸揚げされた「KAZU I」を撮影。その写真を24日にTwitterに投稿した。

この写真を見ると、船首に描かれた「KAZU I」のロゴの右側に、亀裂のようなものが走っていることが分かる。

「しろまる最北日記」さんは以前、知床の別の観光船運行会社でアルバイトしていたという。行方不明になった船について、「他社よりも屋根のあるキャビン内の席が多いので、多少天気が悪くても、他の会社を差し置いて出港しがち」だったと記した。

安藤健二・ハフポスト日本版



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