魚群探知機に船体らしき反応…15人いまだ不明 社長は“雲隠れ”?無線使えなかった可能性も 知床観光船事故


魚群探知機に船体らしき反応…15人いまだ不明 社長は“雲隠れ”?無線使えなかった可能性も 知床観光船事故

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魚群探知機に船体らしき反応

海上保安庁などによると、反応があったのは「KAZU I」からの連絡が途絶えた、知床半島のカシュニの滝付近。26日午前、漁船から水深30m付近で「それなりの大きさのものの反応がある」などという連絡が入った。

現場海域では、海上保安部の潜水士4人が調査を開始。しかし、天候の悪化で手掛かりを得られないまま潜水調査は中止された。

木村拓也アナウンサー:
目の前に船が見えます。地元の漁師が捜索活動のために出している船だと思われます。今日の捜索活動を終えて、続々と港に戻っているのでしょうか。

午後2時すぎには、付近で捜索にあたっていた漁船なども斜里町のウトロ漁港に戻った。

魚群探知機が反応した船の近くにいた「みくに丸」船長:
魚群探知機でであまり見慣れないようなものが見えるから、船じゃないかということで本部に連絡した。船っぽい形をしているくらいだから。タコ岩の沖、深さ30mくらい。

15人不明…捜索続く

26日は漁師らが沿岸から上陸して、ヒグマの生息地のため爆竹などで警戒しながら岩場などの捜索に当たったものの、不明者は見つからなかった。

捜索にあたった「栄宝丸」の乗組員:
救命胴衣が5つかな。リュックが2つ、靴が1つ。靴は女性用だと思う。一人でもあげてあげたいというのが本当の気持ちです。



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