「天気図は常に当たるわけではない」知床遊覧船社長発言に天達気象予報士が憤り「100年前の話か」「当たり外れではない」

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「天気図は常に当たるわけではない」知床遊覧船社長発言に天達気象予報士が憤り「100年前の話か」「当たり外れではない」

FNNプライムオンライン

【画像】「100年前の話をしている」今回の事故について話す天達気象予報士など

めざまし8では、社長の「天気図」を軽視する発言をめぐって、天達気象予報士がその危うさを指摘しました。

「荒れたら帰ってこい」 条件付き運航はなぜ行われた?

記者から質問が集中したのが、「なぜ、当日出航という判断に至ったのか」という点です。社長によると、知床遊覧船には「欠航基準」というものがあるといいます。

その基準とは
「波の高さが1m以上」、「風速8m以上」、「視界は300m以下」。このような場合は欠航するといいます。
一方、23日の事故当日はどのような状況だったのかというと、「波の高さが約3m」、「最大瞬間風速8.2m」、「強風波浪注意報が出ていた」といい、欠航基準を超えていました。
ですが、この計測が行われたのは午後1時頃でした。実際に出航の判断をしたのは、午前中です。

出航の判断をした午前中は、まだ波もそれほど高くありませんでした。それに伴い、出航を決めたと社長は話します。また、この判断について社長はこうもコメントしています。

「豊田船長から、『午後、天候が荒れる可能性があるが午前10時からの出港は可能』との報告を受けた。そして、当時風と波も強くなかったので、海があれれば引き返す、『条件付き運行』で出港を決定した」と説明しました。

国交相“条件付き運航などない” 社長の会見内容を否定

斉藤鉄夫 国交相:
桂田社長が乗船者のご家族に対し、謝罪と事故経緯の説明を行っておりますが、その内容は到底ご家族のご納得を得られるものではなかったと報告を受けております

国交相は社長が会見で説明した「条件付き運行」に対し、「条件付き運行という考え方はない」というふうに明確に否定しています。

では、「条件付き運行」とは、現場ではよく行われているものなのでしょうか。

水難学会 斎藤秀俊会長:
これは、あり得ない話です。だいたいどこの会社も安全管理規定というものには、天候急変の恐れがあったらば、中止すると、つまり予測というものを求められています。
ですから、この時点で天候が急変しそうだという認識があったならば、直ちに中止にするべきだったのではないかと思います

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