大阪府警察本部
自宅で倒れた内縁の夫を放置したとして、大阪府警布施署は29日、東大阪市、無職の女(49)を保護責任者遺棄容疑で逮捕したと発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
発表では、女は22~27日、自宅で同居する無職大城健太郎さん(63)がベッドから落ちて寝たきりになり、衰弱した状態であることを知りながら、医師の診察を受けさせるなどせず、放置した疑い。
女が27日午後7時5分頃に119番し、救急隊員が亡くなっている大城さんを発見した。司法解剖の結果、同日午前に死亡していたとみられ、死因は髄膜炎だった。布施署が放置と死亡との因果関係を調べている。