追い詰められてからの「知らんがな」で大逆転。番組打ち切りの危機を打破した川島明の大喜利力


追い詰められてからの「知らんがな」で大逆転。番組打ち切りの危機を打破した川島明の大喜利力

(撮影:高須力)

追い詰められてからの「知らんがな」で大逆転。番組打ち切りの危機を打破した川島明の大喜利力

(撮影:高須力)

「僕の立ち位置は、教育実習に来た、生徒と年齢の近い先生。いい感じにいじりやすいから、みんなが肩の力を抜いてくれるんですかね」

川島が「ラヴィット!」で見せるMC像。それは、今までに例を見ないものだ。親しみやすいといえば聞こえはいいが、失礼を承知でいえば「なめられている」ともとれる。出演者たちは肩の力を抜いてリラックスして本番に臨む。若手だろうと萎縮することなく、何か爪痕を残してやろうと目を光らせている。

「彼らもね、加藤浩次さんやダウンタウン浜田さん相手にあんな態度を取らないですよ。みんなが僕に『何してくれてんねん』と言わそうとしているんです」

出演者をリラックスさせる力があるのかもしれないと笑う川島だが、番組開始当初はみんなが緊張してくれないことが不安だったと振り返る。

「僕がこれまで出演した番組のMCは、みなさん威厳がありました。自分がダウンタウンさんの番組に出る前夜は眠れないこともあった。そんな経験をしてきたからこそ、みんなの態度が予想外だったんです」

だが、番組が始まってからは、これが自身のスタイルだと腹をくくるようになった。
自分の良さは距離感の近さ。回答者のボケの連発に大笑いしていると、あっという間に2時間の生放送が終わるという。



Source link