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みずがめ座η(エータ)流星群の活動がピークに近づき、あす6日(金)未明と、明後日7日(土)未明に見頃となります。
活動の極大時刻は明日6日(金)夕方と予想されていますが、観測可能な時間帯は放射点が昇る深夜2時前~明け方にかけての短い時間です。
ゴールデンウィークで夜更かしができる方は夜空を見上げてみてください。
気になる天気は
広範囲で晴れて、バッチリ見えるエリアが多い予想です。ただ、北海道や長野、関東南部、西日本太平洋側などは一部で雲がかかると見られます。
なお、すでに梅雨入りした沖縄は雨が降りやすく、流星観測はかなり難しい天気となります。
条件が良い所では1時間に10個ほど観測可能
放射点は午前1時すぎに空に昇ってきますので、流星群の流れ星が出現し始めるのは日付が変わった後になります。
今年は月明かりの影響を受けないため比較的観測条件は良いものの、北半球では放射点が高く昇る前に明け方を迎えてしまうため、南半球と比べると観測可能な時間が短くなります。
アストロアーツ社によると、周囲が暗く条件の良いところでは、1時間に10~15個程度の流星の出現が期待出来ると予測されています。
みずがめ座η流星群の特徴
5月6日(金)3時30分頃 東の空 (東京)
みずがめ座η流星群は、毎年5月のゴールデンウィーク終盤に活動の極大を迎える流星群です。母天体はハレー彗星(1P/Halley)で、秋に極大を迎えるオリオン座流星群と同じです。南半球では日の出が遅い分明け方の観測が好条件となり、三大流星群のペルセウス座流星群に匹敵するほどの流星が見られることがあるといわれます。
極大の前後の数日間は同じくらいの流星が観測できます。極大日に観測が難しい方は、別の日にお楽しみください。
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