【ロサンゼルス=渡辺晋】米アラスカ州デナリ国立公園で日本人登山者がクレバスに落下した事故で、米国立公園局の担当者が取材に対し、登山者の遺体が19日収容されたことを明らかにした。登山家の野口健さんのツイッターへの投稿によると、亡くなったのは山岳カメラマンの平賀淳さんという。
米国立公園局は18日、神奈川県から訪れた43歳の日本人登山者が17日、マウントハンターのクレバスに落下し、死亡したと推定されると発表していた。野口さんは19日、ツイッターに「アラスカで撮影中の平賀淳カメラマンの遭難の一報が届いた。20年来、共にヒマラヤに挑戦してきた平賀さんの遭難の知らせを受け止めきれずにいる」と投稿。その後、遺体が収容されたことにも言及していた。