22日(日)午後2時20分までの最高気温
きょう(日)は、西日本で今年一番の暑さとなっている所が多く、30℃以上の真夏日になっている所もある。週明けも西日本を中心に30℃くらいまで上がる所があり、暑さが続く見込み。まだこの時季は暑さに慣れていないため、熱中症に注意が必要だ。
東日本や北日本はあす(月)にかけても不安定な天気が続くため、急な強い雨や雷雨に注意が必要となる。
西~東日本 晴れて気温上昇
熱中症予防のポイント
きょう(日)は西日本や東日本は晴れ間が戻り、気温がきのう(土)より大幅に高くなっている。午後2時20分までに、広島県の加計や宮崎県の神門で30.6℃、高知県の本山で30.5℃、福岡県の久留米で30.2℃まで上がるなど、今年はじめての真夏日となった所があった。福岡も28.9℃と九州や中国地方では今年一番の暑さとなった所も多くなっている。気温の変化も大きく、まだ暑さに慣れていない時季であるため、熱中症に注意が必要だ。
東~北日本はあす(月)にかけて不安定
23日(月)の気温と午後9時までの時系列天気予報[上]と朝の発雷確率[下]
また、北日本は夕方にかけても雨が降りやすく、局地的に雨脚の強まる所がある見込み。いったん天気が回復した関東も、夕方以降は一部でにわか雨がありそうだ。
あす(月)にかけても、湿った空気や上空の寒気の影響もあって、北日本や東日本を中心に大気の状態が不安定となる見込み。昼ごろにかけて雨が降りやすく、雷雨になって雨脚の強まる所もありそうだ。急な強い雨や、落雷、竜巻などの突風やひょうにも注意が必要となる。
火曜日から水曜日にかけては北日本も晴れる所が多くなるが、気温の上がる午後はにわか雨や雷雨が起こりやすくなるため最新の予報に注意したい。
週なかばにかけて暑さに注意
週間予報(天気・最高気温)
また水曜日にかけては暑さも続きそうだ。あす(月)は、岡山や高知で29℃の予想で、大分県の日田で31℃、久留米で30℃など、真夏日になる所もある見通し。カラッとした暑さでも、日差しのもとではさらに暑くなるため、引き続き暑さ対策を心がけたい。東京も水曜日にかけては夏日となり、半袖の陽気が続きそうだ。
一方、東北はあすも気温がこの時季としては低く、予想最高気温は仙台で17℃、福島で16℃など4月並みの肌寒さが続く見込み。ただ、水曜日は東北も夏日の所が多くなるため、気温の変化に気をつけたい。
沖縄や奄美は梅雨空となり、週の中ごろは雨の強まる所もありそうだ。
(気象予報士・及川藍)