あいちトリエンナーレで負担金の支払い拒否 名古屋市に全額支払い命じる判決 河村市長「とんでもない判決」

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あいちトリエンナーレで負担金の支払い拒否 名古屋市に全額支払い命じる判決 河村市長「とんでもない判決」

ニュースONE

「あいちトリエンナーレ」を巡っては、企画展『表現の不自由展・その後』の展示内容が不適切だったなどとして、名古屋市は負担金の一部であるおよそ3380万円を支払っていませんでした。

 実行委員会は2020年、名古屋市に支払いを求めて提訴し、裁判では河村市長が「政治的な主張を含む作品の展示は、公共事業として適正なのか」などと主張していました。

 25日の判決で名古屋地裁は「トリエンナーレは公的側面を有するが、公共事業とはいえない。負担金を交付しても政治的主張を後押ししているとはいえない」などとして、名古屋市に負担金の全額の支払いを命じました。

河村市長:
「とんでもない判決。司法に対する信頼が揺らいだんじゃないですか」

 名古屋市の河村市長は25日夜このように述べ、控訴する方向で弁護士などと相談したいとの考えを示しました。

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