ペルー南東部クスコから約100キロのアブラマラガで、谷に転落したミニバス。同国警察提供(2022年8月22日公開)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】南米ペルーの当局は22日、観光名所マチュピチュ(Machu Picchu)遺跡を訪れた観光客を乗せたミニバスが谷に転落し、観光客4人が死亡、16人が負傷したと明らかにした。
【写真】転落したミニバス
貿易・観光省によると、亡くなった4人のうち3人がコロンビア人、1人はペルー人。負傷者はフランス人4人、ギリシャ人2人、イスラエル人2人、カナダ人2人、アルゼンチン人2人、ペルー人2人、オランダ人1人、スペイン人1人だった。
ロベルト・サンチェス(Roberto Sanchez)貿易・観光相は、ミニバスは「100メートル余りの深さの谷」に転落したと述べた。
事故は21日夜、かつてのインカ(Inca)帝国の都で、マチュピチュに向かう際の拠点となっているクスコ(Cusco)から約100キロの地点で起きた。サンチェス氏によると、事故当時、現場周辺には霧がかかっていた。【翻訳編集】 AFPBB News