ロシア軍占領下で食料事情が悪化、マリウポリでは住民が飢餓暴動を起こす

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ロシア軍占領下の都市や集落では食料事情が悪化しており「マリウポリでは住民が飢餓暴動を起こした」と報告されているが、その一方でウクライナ南部で略奪した農作物や穀物をクリミアに運ぶトラックが長い列を作っている。

ウクライナ南部地域で住民の食料事情が悪化、その一方で略奪した農作物や穀物をロシア本土に運ぶトラックが長い列を作る

ロシア軍占領下のヘルソン民軍行政府は住民から寄せられる訴えの統計を30日に発表、現地メディアは「過去5日間に寄せられた訴えは計885件で、内486件(54.92%)が必要な食料が手に入らないという訴えだった」と報じている。

マリウポリ市長の顧問を務めるアンドリュシチェンコ氏も「占領軍が供給する食料が絶対的に不足し、頼みの綱である赤十字の人道援助も集まった住民が多すぎて配給作業を中止したところ本当に飢餓暴動が発生した。これは始まりに過ぎない。占領軍は住民を生存の危機に追いやっているので再び暴動が起きるだろう」と報告しており、ロシア軍占領下の都市や集落では食料事情が悪化している可能性が高い。

その一方でクリミアに向かう高速道路上ではウクライナ南部で略奪した農作物や穀物をロシア本土に運ぶトラックが長い列を作っており、現地の農家は収穫してもロシア軍が代金も支払わず持ち去るため「収穫作業自体を放棄している」という報告まである。

ロシア軍占領下で食料事情が悪化、マリウポリでは住民が飢餓暴動を起こす

出典:Риа-Мелитополь🇺🇦❗️ВОЙНА 2022❗️

ロシア軍はわざとウクライナ南部の占領地域で飢餓状態を作り出しているのかは謎だが、活発な交戦地域とは言えないマリウポリにさえ食料を安定的に供給が出来ないのは鉄道輸送が機能していない部分に原因がある可能性が高く、このまま飢餓暴動が広がればロシア軍は対応に兵力を割く必要が出てくるだろう。

どちらにしてもヘルソンの奪還にウクライナ軍が成功すれば、クリミア経由の鉄道や道路が接続する地域がHIMARSの射程圏に入るため、ロシア軍によるウクライナ南部の占領地維持は厳しくなるしかない。

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※アイキャッチ画像の出典:Андрющенко Time

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