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“ロシア軍がウクライナ各地の民間インフラ施設を攻撃 前線後退で攻撃対象を拡大か”
ウクライナ軍が北東部ハルキウ州のほぼ全域をロシア軍から解放するなど攻勢を強めるなか、ロシア軍はウクライナ各地の民間のインフラ施設をミサイルなどで攻撃し、被害が出ています。
ウクライナ軍は18日、ロシア軍がハルキウ州などでミサイル攻撃を行い、過去24時間で、30以上の集落のインフラ施設が被害を受けたと発表しました。
ハルキウ州のシネグボフ知事は18日、病院が攻撃を受け、患者を避難させようとしていた医療従事者4人が死亡したと自身のSNSに投稿しました。
また、中部ドニプロペトロウシク州のレズニチェンコ知事は18日、ロシア軍の攻撃で2人が死亡したと明らかにしました。
イギリス国防省は18日、この1週間でロシア軍が電力施設やダムなど民間のインフラ施設への攻撃を増やしていると指摘しました。
これは、前線を後退させたロシア軍が、ウクライナ国民と政府の士気を直接下げようと、攻撃の対象を拡大した可能性があると分析しています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、「一連の勝利のあと、小康状態になっていると思われるかもしれない。しかし、これは小休止ではなく、次の段階への準備だ」と述べ、南部のヘルソンやメリトポリ、南東部のマリウポリなどの奪還を目指す考えを示しました。
テレビ朝日
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