ロシアの最新鋭戦車を獲得したウクライナが皮肉「持ち主はご連絡を。サインは白旗で」

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ロシアの最新鋭戦車を獲得したウクライナが皮肉「持ち主はご連絡を。サインは白旗で」

2022年5月9日、モスクワ中心部で行われた戦勝記念日の軍事パレードで、赤の広場をパレードするロシアのT-90M戦車

【画像集】ロシア軍が放置していた最新鋭戦車T-90Mがこれだ(ウクライナ国防省のツイートより)

シートで保護された車体の横にはロシア軍を示す「Z」の文字が描かれており、操縦席も無傷の状態だった。

ウクライナ国防省は日本時間9月19日、写真を添付した上で「持ち主の方はウクライナ軍までご連絡を。身元確認のサインは(降伏を意味する)白旗でお願いします」と皮肉を込めてツイートした。【安藤健二・ハフポスト日本版】

T-90Mとは?「ゼロから戦車を開発して資金を浪費するのではなく……」

国営通信社が運営するウェブサイト「ロシア・ビヨンド」によると、T-90Mを製造するのは国産戦車市場を独占しているロシア企業「ウラル車両工場」。

ロシア内外に2000台あるT-90戦車を高度に最新化したもので、メーカーの課題は「ゼロから戦車を開発して資金を浪費するのではなく、20世紀末のモデルをベースに、最新の戦車に匹敵し得る性能の戦車を作ること」だったという。

米誌ニューズウィークは、ロシア国内メディアの情報を元に2022年5月、T-90Mがウクライナ駐留軍に派遣されていると報じていた。

安藤健二・ハフポスト日本版

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