インド機墜落 241人死亡、1人生存 激突の食堂には100人の学生


【写真】墜落し建物に引っかかった機体

 墜落したのはボーイング787―8型機「ドリームライナー」。現地時間12日午後1時半(日本時間午後5時)過ぎにアーメダバードの空港から英ロンドンに向けて離陸し、直後に墜落した。

 旅客機は医学生の宿舎にある食堂付近に激突した。インドメディアによると、当時は昼食時間帯で100人ほどの学生らが集まっていたという。

 地元紙ヒンドゥスタン・タイムズなどによると、生き残った乗客の男性は当時、非常口近くの座席に座っていたといい、現在は病院で治療を受けている。男性は同紙の取材に「離陸から30秒後、大きな音がして、墜落した。すべてがあっという間に起こった」と話しているという。

 インドのシャー内相は、病院でこの男性と面会。その後、「他の乗客は誰一人として救助されなかった」と述べた。搭乗客は国籍別では、インド169人、英国53人、ポルトガル7人、カナダ1人。犠牲者の中には、地元のグジャラート州の元首相もいた。【ニューデリー松本紫帆】



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