ウクライナ侵攻の動員兵、5人が入隊後死亡 ロシア


ウクライナ侵攻の動員兵、5人が入隊後死亡 ロシア

ロシアの首都モスクワで、外務省庁舎近くの看板に表示された、同国のウクライナ侵攻を象徴する「Z」の文字や「勝利は炎の中でつくられる」とのメッセージが書かれた広告(2022年10月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【写真】クリミア半島で動員された予備兵

 西シベリア(Western Siberia)の貧しい工業地帯であるチェリャビンスク(Chelyabinsk)州の当局が国内の通信社に伝えたところによると、5人はいずれも同州出身。同州政府は、遺族に対し「必要なあらゆる支援をしていく」とし、兵士1人につき100万ルーブル(約230万円)の支払いを約束した。

 同州の動員を監督しているマクシム・イワノフ(Maxim Ivanov)議員は12日、同州から動員された男性が、訓練所で薬物の「過剰摂取」により死亡したことを明らかにしていた。

 プーチン氏が先月21日、数十万人規模の予備兵動員を発表して以降、主に中部ウラル(Ural)地方やシベリア(Siberia)で動員された兵士が死亡したとの情報が、メディアや地元当局によって繰り返し伝えられている。

 イワノフ氏の今月3日の発表によると、中部スベルドロフスク(Sverdlovsk)州でも動員兵3人が死亡。うち1人は心臓発作で死亡、1人は自殺、もう1人はアルコールによる肝硬変で自宅に帰された後に死亡したとされる。【翻訳編集】 AFPBB News



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