［深層ＮＥＷＳ］イランがドローン供与か…「ロシアは武器枯渇、味方になる国少ない」

１７日、ロシア軍による攻撃が続くキーウで撮影されたドローン。地元当局者らはイラン製と指摘している（ロイター）

　笹川平和財団の畔蒜（あびる）泰助主任研究員と筑波大の東野篤子教授が２１日、ＢＳ日テレの「深層ＮＥＷＳ」に出演し、ロシアのウクライナ侵略について議論した。

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東野篤子氏

畔蒜泰助氏

　露軍がイランから、無人機（ドローン）の供与など軍事支援を受けているとみられることについて、東野氏は「ロシア側で武器が枯渇し、制裁の影響で自前で作ることが難しい。味方になってくれる国は少ない」と指摘した。畔蒜氏は「ロシアは孤立状態にある。武器を供与できるイランの戦略的な価値が大きく高まっている」と分析した。