ウクライナ軍がパトロールを行るヘルソン州州境の集落
(CNN) ロシアのメドベージェフ前大統領は24日、テレグラムに投稿した声明で、ロシア軍の兵器や装備品の生産は増加していると述べた。
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メドベージェフ氏は、西側諸国の国防省による分析を伝えた最近の報道に触れた。報道では、ロシア軍は、ウクライナ侵攻を継続するために必要なミサイルや装甲車両が不足しつつあると示唆していた。
メドベージェフ氏は「敵の分析を読んでいると、ロシアの軍備や兵器がすぐにも底をつくだろうという記述を何度も目にする。まるで、すべてを使い果たしてしまったかのように。希望してはいけない! 戦車から銃、高精度ミサイル、ドローンまで武器や特殊装備の生産は増加している。ただ待て!」と述べた。
メドベージェフ氏はまた、ロシア最大の装甲車両メーカーで24日、プーチン大統領の指示を受けて、製造について点検が行われたと明らかにした。
メドベージェフ氏によれば、「特別軍事作戦」で使用される装備品の部隊への供給を加速させる課題について協議が行われたという。