韓国海軍が大規模な再編、2045年までに戦力の45%を無人戦力に置き換え

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韓国海軍は1%に過ぎない無人戦力を2025年頃までに9%、2030年頃までに28%、2040年頃までに45%まで引き上げる予定で、3つのナンバー艦隊の内1つを「無人艦隊」に置き換える大規模な再編を行うらしい。

実用化レベルに達してきた国産無人戦力をベースに、本格的な無人艦隊を育てていくつもりなのだろう

米海軍はUnmanned Surface Vessel Division One=USVDIV1と呼ばれる無人水上艦の運用や統合を専門に扱う司令部を今年5月に創設、2045年までに150隻の無人水上艦で構成されるゴースト・フリート(幽霊艦隊)を建設する予定だが、韓国海軍も無人戦力を本格的に取りれるため3つのナンバー艦隊の内1つを「無人艦隊」に置き換える大規模な再編を行うらしい。

韓国海軍が大規模な再編、2045年までに戦力の45%を無人戦力に置き換え

出典:대한민국 해군

新たに創設される海上無人艦隊司令部は無人水上艦(USV)、水中無人機(UUV)、無人航空機(UAV)で構成され、海軍戦力の1%に過ぎない無人戦力を2025年頃までに9%、2030年頃までに28%に引き上げ、2040年頃までに海軍戦力の45%を無人戦力に置き換える予定で、戦力構造の変更に伴い海軍の人員に占める徴兵比率も37.1%から20%に低下=大幅な省力化を達成する計画だ。

さらに海兵隊も海軍から独立させて4軍構成に転換することを目指しているが、どの時点で海兵隊を独立させるかはまだ決まっていない。

韓国海軍が大規模な再編、2045年までに戦力の45%を無人戦力に置き換え

出典:국방 NEWS

韓国国防部傘下の国防科学研究所は2017年に沿岸海域で警戒任務を実行可能な無人水上艇「海劍/へゴム」の開発に着手、約5年間に及ぶ研究・開発や実証試験を経て実用タイプのUSV「海劍3」を完成させており、AI制御の自律運行技術を採用、RWS(リモートウェポンステーション)、誘導ロケット弾、水中無人システム(UUV)といった機器を搭載可能で風浪階級4(波高2.5m未満)の海況でも警戒任務を実行できる安定性を備えているらしい。

さらに国防科学研究所は最大30日間の対潜水艦戦任務に耐えられる水中無人機(ASWUUV)の開発がほぼ完了、今後実用タイプのASWUUVが完成すれば北朝鮮との北方限界線(軍事境界線/西海NLL)付近に配備され、有人潜水艦から敵潜水艦の警戒任務を引き継ぐことになる」と述べており、韓国メディアは「水中騒音も極めて小さく連続作戦時間も長いので、敵の港湾施設に接近してSLBMを搭載する潜水艦の待ち伏せにも使用できるだろう」と指摘している。

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来年度からMQ-9を越えるサイズの国産UCAV「MUAV」の量産が開始される予定で、恐らくこのような無人戦力をベースに本格的な無人艦隊を育てていくつもりなのだろう。

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※アイキャッチ画像の出典:KOREANAIR

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