ロシア軍、ヘルソン市撤退時にインフラ破壊 絵画1.5万点持ち去る

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ロシア軍、ヘルソン市撤退時にインフラ破壊 絵画1.5万点持ち去る

ロシア軍撤退後、衛星通信網「スターリンク」の端末を使うウクライナ南部ヘルソン市の住民=2022年11月12日、ロイター

【写真】ヘルソン市に入ったウクライナ兵の車に殺到する市民ら

 ゼレンスキー氏によると、同市の重要なインフラ施設はほぼ破壊された状態だという。米CNNテレビは、市内ではインターネットがつながらず、水道も使えない状態だと報じている。

 ウクライナ警察は12日までに、市内にある約2000の地雷や不発弾を取り除くなど、安全確保を急いでいる。警察は国内外の避難民に対し、市内への帰還は復旧が終わるまで「急がないでほしい」と呼び掛けた。

 また、ウクライナ軍は12日、露軍が同州から絵画約1万5000点を持ち去ったと発表した。美術館などから17~20世紀のイコン(聖像画)や19世紀以降の絵画などがなくなっているという。

 ロシア国防省は11日、ウクライナ軍の攻勢を受け、ヘルソン市などがあるドニエプル川西岸の部隊を東岸に撤収したと発表した。今後は東岸の防衛に集中するとみられる。

 タス通信によると、ヘルソン州の親露派幹部は12日、同州の州都をドニエプル川東岸の港湾都市ヘニチェスクに一時的に移すと記者団に述べた。ヘニチェスクはアゾフ海に面し、ロシアが2014年に一方的に併合したクリミア半島に近い。【エルサレム三木幸治】

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