ツイッターのロゴと、携帯電話に表示された実業家イーロン・マスク氏の写真(2022年10月24日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ツイッター(Twitter)を買収した実業家イーロン・マスク(Elon Musk)氏は、同社の従業員に対し、「極めてハードコア」で激しい長時間労働を受け入れるか、退職するかのどちらかを17日までに選ぶよう通告した。米メディアが社内資料に基づく情報として報じた。
【写真】米サンフランシスコにあるツイッター本社
マスク氏は先月、440億ドル(約6兆1000億円)でツイッターを買収して以来、同社の大規模な改革をめぐり批判を浴びている。従業員7500人の半数を解雇した他、残る従業員に対しても在宅勤務を禁じ、長時間労働を要請。一方、サイト刷新の試みは混乱と遅延が相次いでいる。
マスク氏は社内向けのメッセージで、「今後、画期的なツイッター2.0を構築し、競争が激化する世の中で成功するためには、極めてハードコアになる必要がある」と主張。「これは、集中的な長時間労働を意味する。並外れたパフォーマンスだけが合格できる」と述べた。
従業員は、17日午後5時(日本時間18日午前7時)までに指定のリンクを開いて「新しいツイッター」へのコミットメントを示すよう指示された。従わなかった場合、給与3か月分の退職金が支払われ、解雇される。
AFPはツイッターに対しこの措置に関するコメントを求めたが、返答はない。【翻訳編集】 AFPBB News