[ad_1]
『ゴッドファーザー』より。
※本記事は、2021年3月28日に掲載した記事の再掲です
フランシス・フォード・コッポラ監督の『ゴッドファーザー』は1972年3月(日本では1972年7月)に公開された映画だ。
【全画像をみる】『ゴッドファーザー』について、あなたが知らないかもしれない10のこと
スタジオの幹部は、アル・パチーノやマーロン・ブランドに主な登場人物を演じさせたくなかった。
照明を少なくしたり、俳優のミスをそのまま使ったりしたのは、コッポラの監督としての選択だ。
アル・パチーノはマイケル・コルレオーネ役の第1候補ではなかった。撮影中、危うく解雇されるところだったと、パチーノは明かしている。
ワシントン・ポストによると、幹部はロバート・レッドフォードのような有名俳優にこの役を演じて欲しいと考えていたという。しかし、コッポラはブロードウェイでパチーノを見て、”マイケル・コルレオーネ”を見つけたと確信した。スタジオは渋々これを認めた。
ただ、その後もスムーズには行かなかった。スタジオの幹部らはパチーノの演技に満足せず、「おもしろくない」と言ったと、パチーノはワシントン・ポストに語った。撮影中、彼らはパチーノを3度解雇しようとしたという。
スタジオはマーロン・ブランドにもヴィトー(ドン)・コルレオーネを演じさせたくないと考えていたが、彼らはその後、口にティッシュペーパーを詰めたブランドの伝説的なスクリーンテストを目の当たりにする。
The Hollywood Reporterによると、スタジオはブランドが撮影現場で問題になる、「有害」だと考えていたという。しかし、コッポラがブランドを強く推し、自宅を訪れてオーディションテープ作りを手伝った。
コッポラはインタビューで、ブランドがヴィトー(ドン)・コルレオーネになるために、口にティッシュペーパーを詰め、靴を磨くためのクリームを髪に塗りつけたのを覚えていると話した。スタジオがこのテープを見ると、ブランドをキャスティングすることが決まった。
ブランドはこの役でアカデミー主演男優賞を獲得した。
ブランドは台詞を全く覚えておらず、カンペ頼みだった。
ブランドが自分の台詞を覚えず、カンペを使っていることは業界ではよく知られたことだった。それは『ゴッドファーザー』でも同じだ。そうすることで台詞の1つ1つについて考え込むことなく、より自然に演じられるのだとブランドは語っていると、TIMEは報じた。当時、現場ではカンペを照明器具や他の俳優に貼って、カメラから隠していた。
[ad_2]
Source link