
(写真:朝鮮日報日本語版) ▲24日午後(現地時間)の大韓民国対ウルグアイ戦で、交代投入された李康仁(イ・ガンイン)を励ますソン・フンミン。写真=聯合ニュース
2022 FIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップ・カタール大会グループリーグ第1戦が終わったが、海外のブックメーカーは韓国の1次リーグ突破(ベスト16入り)の可能性を低くみている。韓国と同じH組ではポルトガルとウルグアイがベスト16入りする可能性が高いと予測した。
【図】AIが予想したカタールW杯国別優勝確率
英国の大手ブックメーカー「ウィリアムヒル」は25日午前、H組の1次リーグ突破オッズをポルトガル1/20(1.05倍)、ウルグアイ1/2(1.5倍)、韓国7/4(2.75倍)、ガーナ5/1(6倍)の順で付けた。ポルトガルの1次リーグ突破に1ドルかけた場合、1.05ドルが払い戻しになるという意味で、現実になる可能性が高いということだ。同じ金額を賭けた場合、ウルグアイは1.5ドル、韓国は2.75ドル、ガーナは6ドルの払い戻しとなる。韓国の1次リーグ突破の可能性はウルグアイより低く、ガーナよりは高いと評価したものだ。
別のブックメーカー「ラドブルックス」もほぼ同じで、ポルトガル1/25(1.04倍)、ウルグアイ4/7(1.57倍)、韓国7/4(2.75倍)、ガーナ5/1(6倍)の順だ。
一方、第1戦で大番狂わせを起こしたサウジアラビアと日本の1次リーグ突破の可能性は上がっている。大会開幕前に両国がベスト16入りすると予想した人はほとんどいなかった。ところが、サウジアラビアがアルゼンチンに、日本がドイツにそれぞれ2-1で勝ったことから状況が一変した。
ウィリアムヒルはC組におけるアルゼンチンの1次リーグ突破オッズを4/9(1.44倍)とした。サウジアラビアは5/6(1.88倍)、メキシコ1/1(2倍)、ポーランド11/10(2.1倍)の順だった。サウジアラビアが組2位でベスト16入りすると評価したのだ。
日本に対する評価も変わった。ウィリアムヒルはE組1次リーグ突破オッズをスペイン1/33(1.03倍)、日本4/9(1.44倍)、ドイツ6/4(2.5倍)、コスタリカ33/1(34倍)としている。ラドブルックスはスペイン1/33(1.03倍)、日本1/3(1.33倍)、ドイツ13/8(2.65倍)、コスタリカ40/1(41倍)の順と予想した。スペインに続き、日本が組2位でベスト16入りするという予想だ。
オ・ギョンムク記者