ベラルーシの反体制派活動家マリア・コレスニコワ氏(2021年9月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ベラルーシの反体制派活動家で、長期の禁錮刑を言い渡され服役中のマリア・コレスニコワ(Maria Kolesnikova)氏(40)が、南東部ゴメリ(Gomel)の病院の集中治療室(ICU)に収容された。同氏の関係者が29日、発表した。
【写真】収監前のコレスニコワ氏
反体制派政治家のビクトル・ババリコ(Viktor Babaryko)氏の事務所によると、コレスニコワ氏は28日、外科病棟に搬送された後、ICUに入った。同事務所は先週、コレスニコワ氏が「不品行」を理由に独房に移され、弁護士との面会を禁じられたと発表していた。
コレスニコワ氏は、ベロニカ・ツェプカロ(Veronika Tsepkalo)とスベトラーナ・チハノフスカヤ(Svetlana Tikhanovskaya)の両氏と並び、アレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領に対する歴史的な抗議運動を率いた女性3人組の一人。3人のうち唯一国内にとどまっているが、抗議運動への関与をめぐる陰謀罪で禁錮11年の刑を受け服役している。【翻訳編集】 AFPBB News