中国共産党の将来のエリート候補生たちが、公式のSNSで、ゼロコロナ政策の見直しについてふれ、抗議活動などの「事態はすでに収束した」と表明しました。
中国の共産党エリートを養成する機関である共産主義青年団は4日、SNSで「ゼロコロナ政策」の見直しに関する論評を発表しました。その中で、先月末に起きたゼロコロナ政策に反対する抗議活動を念頭に、「意見が集中的に出たが迅速にコミュニケーションを図り、政策の改善で、事態はすで収束した」と発表しました。その上で、中国では人々の意見を聞くルートがしっかり機能していると強調しています。
中国政府は「ゼロコロナ政策」の見直しの理由として、抗議活動について触れておらず公式のSNSが言及するのは異例です。
テレビ朝日報道局