初の海外公務でラオス訪問に臨まれた愛子さま。昨年4月のご就職以来、公務の先々では“愛子さまフィーバー”が巻き起こる。国家主席や首相が接遇するラオス大歓待ムードのなか、国内では「愛子天皇」待望論が沸騰する。
現在配信中の「 週刊文春 電子版 」および11月20日(木)発売の「週刊文春」より記事の一部を抜粋してお届けする。
「天皇陛下のご長女として国賓に準じる接遇」
皇居のある東京から南西に約4,000キロ。11月17日夜、天皇家の長女・愛子さまが、インドシナ半島の内陸国ラオスの地に降り立った。特産のシルクで作られた民族衣装を纏う女性たちが、華やかに伝統舞踊を舞い、日本から単身やってきたプリンセスを出迎える。
「コープチャイ(ありがとう)」
10時間を超える移動の疲れを見せることなく、手を合わせ、ラオス式の挨拶をかわした愛子さま。柔らかな立ち振る舞いには、天皇直系の風格が漂っていた。
「愛子さまにとって記念すべき初の海外公式訪問。日本との国交樹立70年を記念し、ラオス政府がお招きしたかたちです。5泊6日の日程で約20の行事をこなす過密スケジュールでは、トンルン国家主席への表敬訪問、パーニー国家副主席主催の晩さん会へのご出席など、天皇陛下のご長女として国賓に準じる接遇を受けています」(皇室担当記者)
服装から伝わるご覚悟
日本を発った初日のお召し物は、淡い水色のツーピース。ファッション評論家の石原裕子氏が語る。
「9月に天皇皇后両陛下とお訪ねになった長崎でもお召しになった、愛子さまの“勝負服”ともいえるコーディネート。雅子さまの定番といえるショールカラージャケットに、丸みを帯びたシルエットや白のトリミング、共布のくるみボタンで瑞々しさを際立たせています。イヤリング、ブローチ、ネックレスのミキモト製パール3点セットも、5月に初めて臨まれた国際会議などで身につけられていたもの。国民が天皇家に望むイメージを反映した気品溢れる最上級のファッションであり、初の海外公務に臨まれる愛子さまのご覚悟が伝わってきます」





