[ad_1]
ロシアの従軍記者は「バフムートを守るウクライナ軍はバフムトフカ川西岸地域に撤退して市中心部に集結しつつある」と報告しており、露ワグナーは「イワニフスキーの西にある水路の迂回にウクライナ軍は失敗した」と明かした。
チャシブ・ヤール経由によるT0504でバフムートへのアクセスを試みるウクライナ軍
ウクライナ軍のチェレバティ報道官は5日「戦闘は郊外のもので市内は我々が支配しており、統制のとれたローテーション計画のもので部隊の交代も行われている。バフムートから大規模に撤退することはない」と主張し、スボボダ大隊の副司令官も「我々も反撃している。ここ数日の努力と頑張りによって前線は安定した。兵士の多大な努力でコンスタンチノフカとバフムートの道路はウクライナ軍の支配下に置かれている」と述べていた。
一方でロシア人従軍記者は「バフムートを守るウクライナ軍はバフムトフカ川西岸地域に撤退して市中心部に集結しつつある」と報告しており、オプトネ方面から市中心部を目指すロシア軍も前線の押し上げに成功している。
さらに興味深いのは「ウクライナ軍がイワニフスキーの西にある水路の迂回に失敗した」と露ワグナーが主張している点で、ウクライナ軍はロシア軍の火力管制下にある00506ルートを諦め、チャシブ・ヤールからT0504に出ようと「水路の迂回」を試みたが「敵無人機の監視にひっかかりBM-21Gradの攻撃を受けて失敗した」という意味だ。
露ワグナーの映像は不鮮明だが「T0504沿いの水路の形」がハッキリと確認できるため、やはりウクライナ軍はイワニフスキーの裏=不整地の踏破ではなく「T0504」を利用したバフムートへのアクセスを試みているのだろう。
因みにウクライナ軍がBM-21Gradの攻撃を受けた場所は「緑の円で囲んだ地域(下記マップ)」のことで、バフムートへのアクセスルートは維持されているものの「効率的な移動」は難しいのかもしれない。
バフムートを巡る戦い、ロシア軍が最後のアクセスルート上に架かる橋を破壊
ウクライナ軍、バフムートからの大規模撤退はなく前線は安定している
※アイキャッチ画像の出典:93-тя ОМБр Холодний Яр
[ad_2]
Source link