島田雅彦氏大炎上。安倍氏テロについての発言に批判やまず/夕刊フジに「軽率であった」と回答寄せる/ネット「軽率では済まんだろ」「とんでもない発言。法大の見解は?」

島田雅彦氏の発言に批判やまず

『暴走する権力(政治・警察・検察)、堕落するメディア、隷属する国民を斬る!』(2023年4月14日放送)ゲスト:青木理、出演:島田雅彦・白井聡(エアレボリューション)

島田雅彦氏「こんな事を言うと顰蹙(ひんしゅく)を買うかも知れないけど、今まで何ら一矢報いる事が出来なかったリベラル市民として言えばね、せめて暗殺が成功して良かったなと。」

【島田雅彦氏の回答全文】

テロの成功に肯定的な評価を与えたことは公的な発言として軽率であったことを認めます。殺人を容認する意図は全くありませんが、そのように誤解される恐れは充分にあったので、批判は謙虚に受け止め、今後は慎重に発言するよう努めます。

ただ、安倍元首相襲撃事件には悪政へ抵抗、復讐(ふくしゅう)という背景も感じられ、心情的に共感を覚える点があったのは事実です。山上容疑者が抱えていた旧統一教会に対する怨恨(えんこん)には同情の余地もあり、そのことを隠すつもりはありません。

さらに政権と旧統一教会の癒着を暴露する結果になったのも事実です。今回の「エアレボリューション」での発言はそうしたことを踏まえ、かつ山上容疑者への同情からつい口に出てしまったことは申し添えておきます。

また大学の講義で殺人やテロリズムを容認するような発言をしたことはありません。テロ容認。言論に対する暴力的封殺に抵抗を覚えるのは一言論人として当然であるし、また暴力に対する暴力的報復も否定する立場から、先制攻撃や敵基地攻撃など専守防衛を逸脱する戦争行為にも反対します。

戦争はしばしば、言論の弾圧という事態を伴ってきたという歴史を振り返り、テロリズムと同様に戦争にも反対の立場であることを明言しておきます。

一方で、安倍元首相暗殺事件や岸田首相襲撃事件を言論に対する暴力と捉える場合、これまで政権が行ってきた言論、報道への介入、文書改竄(かいざん)、説明責任の放棄といった負の側面が目立たなくなるということもありました。

また民主主義への暴力的挑戦と捉えると、国会軽視や安保三法案の閣議決定など民主主義の原則を踏み躙るような行為を公然と行ってきた政権があたかも民主主義の守護者であったかのような錯覚を与えるという面もあります。

テロは政権に反省を促すよりは、政府の治安維持機能を強化し、時に真実を隠蔽することに繋がることもあるがゆえ、肯定的評価を与えることはできません。そのことはテロリズムを描いた拙著『パンとサーカス』でも明らかにしています。

放送の翌日に岸田首相に爆発物が投げつけられる事件が起きましたが、歴史を振り返ると、テロリズムが世直しのきっかけになったケースはほとんどないし、連鎖反応や模倣犯を呼び込む可能性もあると改めて思いました。

夕刊フジ

ネットの声

池田信夫氏「島田(氏)の「回答」が笑える。安倍政権の「国会軽視や安保三法案の閣議決定など民主主義の原則を踏み躙るような行為」というが、安保法制は「三法案」ではなく膨大な法体系だし、閣議決定どころかすでに国会で成立している。安保法制の中身も知らないで、ワイドショーレベルの知識で批判していたわけだ」

信じられない。テロ賛美と言われても仕方ないだろこれは。

軽率だけで済まされるんだなぁ。

法政酷すぎる。卒業生として恥ずかしい。

こんな人が教授だなんて法政大学自体も非常識なあちら系?

法大だから驚きはないが、これは許されないだろ。学長の見解聞きたいもんだ。

法政大学はテロを容認する大学という事

軽率というより危険な思想ですよね

これは軽率云々では済まないと思う。とんでもない発言だ。