韓国大統領が訪米前に外交事案をぺらぺら話し交渉カードを使い切る事態に

韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が外交事案に関して独断的な決定を行い発表することが繰り返されている―――と韓国ハンギョレ新聞が主張している。韓国政府の交渉カードを事前に見せる結果となっているとの指摘がある。

尹大統領はロイター通信とのインタビューでウクライナに対する武器支援の可能性を示唆したが、これは政府の方針と異なるニュアンスであり、その直後にロシアが反発した。

また尹大統領は韓日首脳会談前の読売新聞とのインタビューで、日本との募集工問題の第三者弁済案について言及したが、これも国内の意見集約手続きを省略し韓国政府のカードを見せてしまったとされている。

専門家は、尹大統領の一方主義的な態度が外交・安保リスクを高めると指摘している。

コメント欄では記事の意図とは異なり、以下のようなハンギョレの報道に対する批判意見が多く並んだ。

・人の脳における理性や倫理観を司る領域と幸福感を感じる領域は密接な関係がある。日常的に不平不満や怒り悲しみを持ち続けると理性的判断ができなくなる。

・尹大統領に対する批判は一方的すぎる。頑迷な野党が主流派を占める現国会では、まともな意見交換ができない。国益とは何かを考えるべきだ。

・尹大統領の発言に対するロシアの反発を受けて、韓国はウクライナへの供与はロシアの出方次第だと釈明した。ハンギョレ新聞はその成り行きを知っているのに批判している。

・ハンギョレ新聞は国益より、国難を煽り政権を取り戻したいがために毎日政権批判を続けている。

・ウクライナへの迂回武器提供もしているし、徴用工の求償権に対してもまたいつものゴールポストを動かしたらどうなるか分かってらだろう。今、韓国が抱えてるリスクはコウモリ外交でどこからも信用されていない事。

・ハンギョレに代表される左派の報道機関こそが韓国の大きなリスク(海外からの信用失墜)になっている。

・ハンギョレさんが問題にしているのは、楽しい外交を言わないから。気持ちよい夢を見させてくれないから。

・はたからみれば尹大統領は歴代韓国大統領の中でもまだ仕事をやっているほう。これまで一番酷かったのは文在寅。

・尹大統領の外交は今に始まったことじゃない。文在寅のときなんかもっと酷かった。

・ハンギョレが支持していた文前政権時代は、もっと外交めちゃくちゃだった。