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ロシアの民間軍事会社「ワグネル」のトップ、プリゴジン氏が、再びロシア国防省へ怒りのメッセージを発した。
【画像】額に深いしわを作ってキレるロシア民間軍事会社「ワグネル」のトップ・プリゴジン氏(全13枚)
数日前、鬼の形相でロシア国防省への怒りをあらわにしていた、民間軍事会社「ワグネル」のトップ、プリゴジン氏。
軍の支援を受けることが決まり、プリゴジン氏の怒りも収まったはずだった。しかし…。
プリゴジン氏:
のんきなじいさん、まったくもって能ナシ野郎だ。
内輪もめに、再び火が付いた。
真っ暗な夜空に、ロシアの国旗を表した白・青・赤の花火が輝いている。
9日は、ナチスドイツへの勝利を祝うロシアの戦勝記念日だ。
モスクワでは、プーチン大統領が国民を鼓舞する演説をした一方で、戦場にいるプリゴジン氏は怒っていた。
「ワグネル」プリゴジン氏:
我々は、ぬけぬけとだまされたんだ。
プリゴジン氏は額に深いしわを作りながら、カメラに向かって訴えかける。
「バフムト離れたら母国への反逆とみなす」
軍から届いた戦闘命令には、こう書かれていたという。
「ワグネル」プリゴジン氏:
「バフムトを離れたら、母国への反逆とみなす」だと…。弾薬が無ければ、我々は離れる。本当に母国を裏切っているのは誰なのか、問いただしてやる。
弾薬の供給を訴え続けてきたプリゴジン氏。しかし、届いた弾薬は、要求のわずか10パーセントだということだ。
(「イット!」 5月10日放送より)
イット!