修学旅行って必要or不要?「費用に見合う学習効果ある?」「思い出作りの押し付けでは?」の声も

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修学旅行って必要or不要?「費用に見合う学習効果ある?」「思い出作りの押し付けでは?」の声も

修学旅行は必要?

【映像】「8万円以上」も 修学旅行の費用グラフ

 その一方、Twitterには「庶民には、積立金がつらい」「費用に見合うだけの学習効果はあるのか」「修学旅行は家庭と教員の負担でしかない」という疑問の声があがっている。

 ニュース番組『ABEMA Prime』では「そもそも修学旅行は必要か?」「必要であれば、どのように改善すべきか」議論した。

▪️宗教・ジェンダー・教員の負担…課題は山積

「修学旅行はアップデートすべき」との立場の教育研究家でライフ&ワーク代表理事の妹尾昌俊氏は「修学旅行を楽しんでいる子もいるし、思い出作りになっていいという声もあるが、課題もたくさんある。例えば、集団活動が苦手な子、みんなでお風呂に入ることに抵抗がある生徒もいる。あるいは、特定の信条がある子は『なぜ神社・仏閣を回るのか?』と思うかもしれない。また、教員も夜の見回りなどが大きな負担になっている」と課題を指摘した。

▪️修学旅行の費用は高い?

 これに対して岩瀬氏は「新幹線を使う場合にはJRの割引が受けられ、特急料金・運賃も半額。通常だと2万7000円かかるところが1万3000円で行ける。宿泊費も団体割引を受けられるので例えば京都の旅館でも2泊で1万8000円ぐらい。この値段は普通の旅行と比べてけっして高くない」と補足する。

 とはいえ、上記に加えて移動代がかかる。電車などの公共交通機関が大変混み合う状況の中、バス代も高騰。貸切にすると1日1人4800円程度かかるほか、タクシーの貸切なら1日1人5500円程度だそうだ。

 岩瀬氏は「修学旅行は授業であるため、将来的には国・自治体に負担してもらうのが一番いいと思う。財政豊かな自治体は修学旅行の補助金という形で生徒一人あたりいくらというお金を出している。そういう公的負担をきちんとしてあげないと格差が広がる」と話す。

 もう一点、お金に関する要素として「旅行代理店」の存在がある。宿の予約・交渉や移動の手配など作業が膨大となるため、旅行代理店のサポートが欠かせない実情があるのだが、当然、そこには料金が発生する。

 これに対して妹尾氏は一定の理解を示しながらも「値段やルートなど、旅行代理店の言いなりになっていないだろうか。もっと学校の方からも企画したり、生徒の声を聞く必要があるだろう」と警鐘を鳴らした。

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