元埼玉県警・佐々木成三氏 死亡の猿之助両親に掛け布団「ご遺体に尊厳を感じている人物が関与」


元埼玉県警・佐々木成三氏 死亡の猿之助両親に掛け布団「ご遺体に尊厳を感じている人物が関与」

東京・赤坂のTBS

【図表】猿之助はクローゼットの中で…自宅で発見された時の様子

 18日午前10時15分ごろ、都内の自宅で両親とともに倒れているのをマネジャーが見つけ、119番。母親の喜熨斗延子さん(75)は自宅で、歌舞伎俳優で父親の市川段四郎(同弘之)さん(76)は搬送先の病院でそれぞれ死亡が確認された。猿之助は自殺を図ったとみられるが、命に別状はない。捜査関係者によると、意識はもうろうとした状態が続いているという。

 両親は2階リビングの床に並んだ状態で首から下に布団がかけられていた。捜査関係者によると、敷布団はなかった。

 佐々木氏は「まずは両親のご遺体に布団がかけられているということ。これに関しては2人のご遺体に尊厳を感じている人物が関与していると。警察もこれに関しては鍵が開いていたということもありますが、第三者の介在は詰めているところですが、可能性は低いと感じています」と述べた。

 そして、家の施錠がされていなかったことについても「実際、殺人事件となった場合、警察はすぐさま捜査本部の設立を考えないといけない。これに関しては第三者の介在が低いということで、慎重に捜査しないといけないと。現場検証、司法解剖の結果を踏まえて、考察しなきゃいけないと考えてます」とした。

 また、亡くなった両親について「司法解剖の結果とご遺体の負傷状況をさらに詳しく見ないといけない」とした上で「お父さん、父親のご遺体は搬送してますが母親のご遺体はその場で死亡が確認されているということは、2人の死亡時間に若干ズレがあるということと思うんですね」と指摘。「現場からの情報で(母親は)死後硬直が始まっていたと。死亡時期に若干ズレがあるということ。この経緯に関して猿之助さんが知っている可能性が高いと思うので、病状が回復してからの聴取になると思います」とした。



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