10月26日、人気お笑いコンビ「チョコレートプラネット」の長田庄平さんが、テレビ番組『SASUKE2025』の収録中に負傷したことをTBSが発表しました。長田さんは今後も仕事のスケジュールをこなす意向を示していますが、年末年始の多忙な時期を前に、この負傷が活動に与える影響や番組内容の“ネタバレ”が波紋を呼んでいます。
世界が注目するSASUKE：人気番組でのアクシデント
長田さんが参加したのは、来年2025年末に放送が予定されている人気特番『SASUKE2025』の収録でした。『SASUKE』は体力自慢の一般参加者に加え、芸能人やプロアスリートが難関コースのクリアを目指すスポーツエンターテイメント番組として、国内外で絶大な人気を誇ります。特に、2028年のロサンゼルス五輪ではアメリカ版『Ninja Warrior』を元にした障害物レースが「近代五種」に採用されるなど、そのコンテンツとしての価値は国際的にも高く評価されています。
挑戦者100人のうちの1人として登場した長田さん。その広い肩幅と鍛えられた筋肉からは、高校時代に陸上部で走り幅跳びの選手として活躍した経験からくる自信がうかがえました。しかし、年齢を重ねる中で、体には限界があったようです。
「鬼門」ローリングヒルでの剥離骨折と“ネタバレ”の影響
関係者によると、長田さんは『SASUKE2025』の1stステージ序盤に設けられた難関エリア「ローリングヒル」で、飛び移った際に左足の甲を剥離骨折したとのことです。日頃から独自のトレーニングを積んでいるため見た目は若々しい長田さんですが、来年1月には46歳を迎えるだけに、寄る年波には勝てなかったのかもしれません。
SASUKE2025収録中に負傷したお笑いコンビ「チョコレートプラネット」の長田庄平さん。今後の活動に注目が集まります。
実はこのローリングヒルは、長田さんにとって昨年も脱落を経験した因縁の「鬼門」とも言えるエリアでした。不幸なアクシデントとはいえ、彼の出場と特定の難関エリアの詳細が放送前に“ネタバレ”してしまったことで、ファンからは放送時の楽しみが半減したとの声も上がっています。ある芸能ライターは、「芸人にとって、怪我よりもネタバレによって放送時に“笑えなくなった”ことの方が痛いのでは」と指摘しています。SNS上では「しれっとローリングヒルの続投バレてるのおもろい」「チョコプラ長田さんによって今年のSASUKEもローリングヒルがあるというネタバレをくらってしまった」といった声が散見され、番組の一部が明らかになったことに対する興醒めの感情が表れています。
芸能人枠への厳しい視線と過去の炎上
『SASUKE』では、毎年多くの脱落者が出る「芸能人枠」に対し、視聴者、特に“ガチ勢”と呼ばれる熱心なファンからは厳しい視線が向けられています。「見るからにクリアできなさそうな“賑やかし要因”に映る芸能人やアイドル、タレントらは不要であり、もっとクリアの可能性がある“一般人に枠を与えろ”」という意見は毎年のように上がっています。
特にチョコレートプラネットは、過去に「素人はSNSやるな」という発言で炎上した経緯があるため、一般参加者が主役となる『SASUKE』では、さらに風当たりが強くなることが予想されます。長田さんのVTRはカットされない方向とのことですが、前述の芸能ライターは「どのように放送されても“笑えない”シーンになりそうだ」とコメントしています。脱落後に足の痛みを覚えながらも、目の前で次々とコースをクリアしていく一般参加者たちの活躍を、長田さんがどのように見ていたのか、その心境にも注目が集まります。
まとめ
チョコレートプラネット長田庄平さんの『SASUKE2025』収録中の負傷は、単なる芸能人の怪我というだけでなく、年末年始の特番の構成、さらには長年にわたり議論されてきた芸能人枠の是非にまで影響を及ぼす事態となりました。番組の一部が意図せず“ネタバレ”してしまったことに対する視聴者の反応や、長田さん自身が過去の「鬼門」で再び負傷したという皮肉な展開は、今後の番組制作や出演者の選定、そして情報公開のあり方について、新たな課題を提起しています。
参考文献
