ポルトガル南部プライアダルス近郊の貯水湖で、マデリン・マクカーンちゃん失踪事件に関連した捜索を行う同国警察(2023年5月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ポルトガルで2007年、英国人女児のマデリン・マクカーン(Madeleine McCann)ちゃん(当時3)が行方不明になった事件で、ポルトガル警察は23日、同国南部の貯水湖で新たな捜索を行った。
【写真】ボートを使った捜索も
ポルトガル警察は22日夜、ドイツ当局の要請により、今後数日間かけて英当局者の立ち合いの下で新たな捜索を行うと発表していた。独検察当局は捜索開始の事実を認めた上で、詳細は公表できないとしている。
現地のAFP記者は、マデリンちゃんが行方不明となったアルガルベ(Algarve)のリゾート、プライアダルス(Praia da Luz)から約50キロ離れた貯水湖で、捜索犬を連れた警察官たちが湖畔を捜索する様子を確認した。
独検察当局は2020年6月、事件当時にアルガルベ地域に住んでいたドイツ人の男がマデリンちゃんを殺害したことを示す「具体的な証拠」があると発表。ポルトガルの週刊誌イスプレッソ(Expresso)によると、男はこの貯水湖付近で頻繁に時を過ごしていた。【翻訳編集】 AFPBB News